9月23日~24日、紅葉の涸沢トレッキングレポート2、ザイテングラート~穂高山荘編。
涸沢ヒュッテの寝場所にて、荷物を整理した後、11時45分ごろ、ザイテングラートへと向かう。
8月に来たときは、涸沢ヒュッテから、奧穂高へ向かう登山道には、2カ所残雪があり、2カ所目でコースを間違えてしまったのだが、今回は雪渓はずいぶん小さくなり、コース上の雪はなくなっていたので、コースを迷う余地はなかった。
コース上の少しの積雪でも、ルートを見失いやすくなるわけで、これが本格的な雪山登山となると、夏山に比べかるかに難易度が上がるであろうことは、容易に想像できる。
(↓)30分ほど歩いて振り返る。ずいぶん上がってきた。
(↑)奧の中央左寄りに見えるなだらかな山が横通岳、その右が常念岳、その手前の山の左側のピークが屏風の頭で、右側が翌日登った屏風の耳。
涸沢岳がどんどん近づいてくる
(↓)ザイテングラートが迫ってくる
ザイテングラート前にて、小休憩後、13時にザイテングラートへと進んでいく。
それまでの整備された登山道とは違い、手も使って岩場をよじ登っていくところも出てくる。
矢印を見失わず、それに従って進んでいけば、困難箇所があるわけではない。
ただ足を滑らせて、頭を打ったり、捻挫したりする危険度は増すので、一歩一歩慎重に進んでいかなければならないのは間違いない。
ところどころ広く平らになったところがあるので、そこで小休憩&写真タイム。前穂高も近い。
さきほどまで見上げていたカールを、横から眺める位置まで上がってきた
横通岳、常念岳、屏風の頭、屏風の耳の位置関係も、さきほどとずいぶん違っている
涸沢岳がさらに接近。奧穂高から北穂へ向かうコースの険しさが見て取れる。
13時50分ごろ、穂高山荘まで「あと20分」と書かれたところまでやってきて、小休憩。
(↓)前穂高がほぼ真横に見えるようになってきた
あと20分とあったが、そこからは比較的歩きやすい登山道となり、なんとか15分で、穂高山荘のある、白出(しらだし)のコルへ到着。しばらく、ここからの眺めを楽しむ。
(↓)奧穂高山頂への登り口
ここを登り切れば、あとは山頂まではなだらからしい。。。 が、今回は眺めるのみ。
以下、その3(白出のコルからの眺め~ザイテングラート下り編)へ続く。。。