5月14日(土)~15日(日)、残雪期の涸沢へ

14日早朝、京都を出て、岐阜県平湯のアカンダナ駐車場へ
アカンダナ駐車場からはバスで上高地入り

9時10分ごろ、上高地から涸沢へと向かう

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雪解け水で水量多め

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ニリンソウでしょうか。登山道沿いに咲いていました
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何枚か写真を撮るために足を止めるにとどめ、
横尾までほぼノーストップで歩き、上高地から約2時間、11時ごろ横尾到着。

横尾で早めの昼食(コンビニで買ったオニギリ)をとっていると、
(↓)目の前の木にハトが。

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昼食休憩後、11時20分ごろ、横尾から本谷橋へ向かう。

本谷橋へは12時20分ごろ到着。途中何か所か短い区間の残雪があった。

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本谷橋から少し上がると、登山道を雪が覆い、初めて、この日のために購入した軽アイゼン装着。
が、山道はすぐ左に折れて、そこは夏道。。。

初めてのアイゼン歩行はホンの10秒(^^;) すぐにはずして夏道を歩く

ところどころ残雪が現れたが、アイゼンなしで進んでいく

しばらく行くとアイゼンをつけはずししている集団がいたので、
いよいよここから雪道になるのだろうということで、再度アイゼンを装着。

そこから先は雪景色が広がる。

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14時ごろ、涸沢カールが見えてきた

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涸沢ヒュッテと涸沢小屋方面の分岐。今回も涸沢ヒュッテを利用することにした。
涸沢小屋も利用してみたいのだが、朝のモルゲンロートを見ることを考えるとつい涸沢ヒュッテに足が向く

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14時20分、涸沢ヒュッテ到着。

本谷橋から約2時間。去年の非積雪期には、1時間20分ほどだったので、5割増し。

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慣れないこともあり、雪上歩行は足元に気をつかわないといけないので、疲れる

(↓)北穂高方面1450_0065

(↓)常念岳方面。残雪は少ない
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(↓)テント場
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(↓)前穂高方面
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(↓)涸沢小屋の方へ歩いて行って、北穂高側から、涸沢ヒュッテ~前穂高を眺める
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奥穂高の上に沸く雲と、北穂高の上に沸く雲が空を覆う
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この日の涸沢ヒュッテは、数名が宴会のように盛り上がり賑やかで、
静かに暮れ行く穂高の雪の風景を味わう雰囲気ではなかった。。。
いろんな登山者がいるのはどうしようもないか。。。

夕食後、ヒュッテ内にあった山岳遭難の本(羽根田 治著)を一節読んだ。
北アルプスの雪山で遭難し、ひどい凍傷になりながらも、なんとか避難小屋までたどり着き、
そこへ他の登山者も訪れ、救助要請され、生還したというもの。
描写が非常にリアルで、まるで映像を見ているかのように読み終えた。
(帰宅後、今日に至るまで山岳遭難関係の本を読み続けている)

その後、テレビを見ながらビールを飲んで、消灯前には床についた。

宿泊者はそれほど多くないのだが、寝る場所は、端から詰めて指定されていた。
去年の燕山荘では、一つ置きの指定だったので、ちょっと意外。

以下、その2(2日目)へ続く。。。

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