5月14日(土)~15日(日)、残雪期の涸沢行報告その2

2日目4時過ぎに起きて、カメラをもって、涸沢ヒュッテのテラスへ出る

まだ暗い中、ヘッドライトを照らし、奥穂高へ登っていく人たちが見えた

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4時30分にはもうけっこう明るくなりはじめていた

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5時前、モルゲンロードが現れる

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雪面が赤く染まることを期待していたが、焼け具合は微妙。。。

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眺めを楽しんでいる間も、続々と、奥穂高へ向かって登っていく

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いったんヒュッテに戻り朝食。

朝食後、支度をして、ヒュッテを出て、少し、奥穂高へ登ってみた。
軽アイゼンとストックという軽装備だが、雪がもう柔らかくなっているので、
傾斜が緩やかなところは、特に不安もなく登って行けた。

小一時間ほど歩いて、ここから少し傾斜が急になっていくなぁというところで立ち止まり、
斜面を蹴って、平らな面を作り、ザックを置いて、カメラを取り出し、振り返る。

登っているときは緩やかに思えた傾斜が、振り返って見下ろしてみると、けっこう急に感じられた。
写真だと、なだらかに見えますが。。。

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少し不安をおぼえながら、しばらく、周辺の雪景色を味わい、ピッケル装備の登山者が上がっていくのを眺めていた。
その中に、自分よりも年上のけっこう年配の単独行の方がいらっしゃった。ゆっくりと一歩一歩上がってくる。
自分の横で足を止められ、会話を交わす。
こちらはここまでで引き返すんですと伝え、その方は、もう少し上がってみます、とのこと。

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数分ほど立ち止まっていたあと、ザックを背負い、下り始める。
最初の数歩はおそるおそるだったが、雪が柔らかく、しっかりとアイゼンが食い込むので、
その後は、夏道よりも早いペースで下っていけた。

雪がクッションになる分、膝の不安もなくなり、ズンズン降りていく。

そのまま涸沢のテント場を通り抜け、涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐のところで足を止め、
振り返る。

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以下、その3(下山編)へ続きます。。。

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