7月10日(日)、京都から日帰り、甲斐駒ケ岳山行報告の後編

11時過ぎ、駒津峰での小休憩を終え、山頂へ向かう

鋸岳へと至る稜線を眺めながら歩く

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しばらく歩くと巨岩が現れる。六方石というらしい。
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さらに山頂が近づいてきた
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で、この先、直登ルートと巻き道ルートの分岐となる。

どちらに進むか迷うが、持っていた登山ガイドの地図では、巻き道ルートの方がコースと示されており、
素直にそちらに進むこととした。
この登山ガイド本は初心者向きのもので、無難なコースをルートと示しており、
他のコース(選択肢)についての解説がほとんどない。
まぁこの辺は、事前にルート調査を怠った自分に一番の問題があるが。。。(^^;)

巻き道ルートの良い点は、時間に余裕があれば、摩利支天に寄れること。
良くない点は、すべりやすく歩きづらいザレ場が続くこと。
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実際にザレ場で足を取られて、こけた方を一人見かけた。
こけた場所がまずければ、そのまま滑落してしまう可能性もあるので、「巻き道」といっても油断はできない。
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ザレた登り道を何とか登り切って、12時30分ごろ、甲斐駒ケ岳の山頂。
北沢峠から登り始めて、3時間10分程度。
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山頂の上空は晴れているのだが、周囲はガスの中で眺望ナシ。。。
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岩に腰を下ろし、昼食タイム(高速SAで買ったオニギリ)
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ご飯を食べている間に、少しだけガスが晴れた。
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帰りの最終バスに確実に間に合わないといけないので、30分ほどの滞在で、13時過ぎに下山開始。
直登ルートだと時間が読めないこともあり、帰りも巻き道ルートを行く。

駒津峰からは、これまた来た道と同じ双児山ルートを選択。
甲斐駒ケ岳山頂を登り終えた後の、双児山への登り返しは確かに辛い。。。
(来るときすれ違った方の「あとどのくらいで双児山」と尋ねたくなる気持ちを実感)

双児山の山頂で、小休憩。他にもけっこうここで、長めの休憩をとっておられる方がおられた。

長く感じたが、下山開始から2時間15分、15時15分ごろ、北沢峠まで降りてきた。
仙丈ケ岳の下山では、素敵な稜線歩きが長く、ちょくちょく足を止めて、写真を撮りながらで、2時間半かかったが、
今回駒ケ岳では、ほとんど、写真のために足を止めることはしなかったので、仙丈ケ岳のときよりも短い時間で降りてこれた。

北沢峠では、バスは待機していたが、すぐに出発しそうな雰囲気ではなかったので、とりあえず、トイレへ。

で、トイレを出ると、バスの乗車がちょうど始まろうとし、急いで後列につく。
が、自分より二人前のところで定員に達し、そのバスには乗れず、次のバスを待つことに。
少しずつ下山者が増え、15分後くらいに、バスの定員程度が集まったところで、バスに乗り込み、仙流荘へ向かった。
15分は長く感じられたが、その間にストレッチなどすることができたので、むしろよかったかもしれない。

仙流荘到着後、前回仙丈ケ岳に登った時と同様、トイレでTシャツを着替え、帰り支度。

その後、駐車場に戻って車に乗り込み、R152を南下して、県道49号経由で、駒ヶ根インターから中央道に入って京都へ戻った。
このルートも前の仙丈ケ岳登山と同じだが、今回走ってみて、カーナビが示す伊那インタールートの方が、確かに時間的には最短コースとなるように思えた。
まぁ自分の場合、車の運転も好きなので、時間に余裕があるときは、ドライブが楽しめるコースでよいのだけれど。。。

次また登る機会があれば、また別のルートで甲斐駒ケ岳を登ってみよう。

黒戸尾根ルートにも挑んでみたい気持ちがあるが、となると、車中泊で早朝出発が必要となるだろうから、
車中泊に適さない今の自分の車(スカイライン)だと難しそう。
車中泊ではなく、近くの安宿を見つければよいのか。。。

最後に、仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳もしどちらか一つ登るとすれば、自分は、仙丈ケ岳をお勧めします。
雄大なカールを眺めながらの稜線歩き、甲斐駒ケ岳を眺めながらの稜線歩き、3000mの稜線歩きはホントに素敵だった。
甲斐駒ケ岳も、もちろん素敵な山だが、山頂に近づくほど、自分が入り込んでしまって、その雄姿は見えなくなってしまうもので(^^;)
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