9月10日(土)~11日(日)、前穂高&奥穂高登山、二日目の報告その2
山荘泊としては、遅めの朝食を取り、7時ごろ穂高岳山荘を出発。
山荘前のハシゴを登り、奥穂高岳山頂へ向かう。
微妙な時間帯なので、渋滞はナシ。自分のペースで登っていく。
途中、振り返ると、槍ヶ岳が見えてきた。
7時50分ごろ奥穂高岳山頂到着
前日は奥穂高山頂はガスの中だったが、2日目は槍穂高連峰の絶景を満喫
その後、山頂付近にザックをおいて、無理のない範囲で、ジャンダルムに接近
馬の背の下り手前まで進んで見下ろす。なかなかの高度感。
無風で乾いた岩場だったこともあり、恐怖感までは覚えなかったが、
安直に足を踏み入れてはいけない手ごわさは十分に感じた
岩稜帯から、左手に視線を移すと、岳沢~乗鞍の優美な風景が広がる
ここで引き返し、8時30分ごろ、奥穂高山頂から吊り尾根へと向かう
前日はへとへとになった吊り尾根だが、この日は、まだ歩きはじめということもあり、足取り軽く、快調
9時50分ごろ、紀美子平に到着
前日は、時間に余裕がなく見送った前穂高山頂へ向かう
紀美子平にザックを置き、カメラと水分プラスアルファのみを持って、出発。
が、すぐにルートを見失う。。。(これは 別途報告 します)
その後、なんとか本来のルートに復帰。そこからは岩場の登りが多くなる。
紀美子平から前穂高山頂は、わりとすぐ、という情報がインプットされていたので、
「えっ、けっこう岩場が続くやん」っと、これがわりと手ごわく感じられた。
身構えて登ると、あっこんなもんかと感じることが多く、
甘く見ていると、厳しく長い道のりに感じる。
ともかく、前日、無理せず前穂高山頂行きを見送ったのは正解だった。
10時20分ごろ、前穂高山頂到着。
ルートミスしたこともあり、長く感じたが時間にすると、紀美子平から30分程度。
しばらく前穂高山頂からの絶景を楽しむ
10分ほど前穂高山頂で過ごしたあと、紀美子平へもどり、小休憩。
11時10分ごろ、岳沢へと下っていく。
初日登りはバテ気味だったが、2日目下りは引き続き快調。
が、長いハシゴを下りて、遠くに岳沢小屋が見えてからが長く感じられた。
13時岳沢小屋到着。
ジュースを買って腰を落ち着け、小休憩。
トイレを済ませて、20分後、上高地へ向け再出発。
上高地へは14時50分ごろ到着。
穂高岳山荘を出て、8時間弱。
初日上高地から穂高岳山荘への登りとほぼ同じ時間。
これは、二日目は奥穂高山頂でジャンダルム伺いに30分、前穂高山頂往復で1時間強、余分に使ったため。
上高地のバス停につくと、すぐアカンダナ行きバスがやってきた。
並んでいる人は多くなく、待ち時間なしでバスに乗り、アカンダナ駐車場へ。
その後、いつものように平湯の露天風呂(寸志)に入り、食事&コーヒーで体を休めてから、京都へもどった。
二日間とも、天候に恵まれ、風も穏やかで、去年までは自分には遠い存在だった、前穂高岳、吊り尾根、奥穂高岳を踏破し、
奥穂高からのジャンダルムの雄姿を堪能した充実の山行となった。
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