7月8日(土)~7月9日(日)、八ヶ岳山行報告
八ヶ岳へはバイクツーリングで麓へは何度か来たことがあるが、登山は今回が初めて
八ヶ岳といっても、登る山、コースはいろいろとあるようだが、今回は、
バイクツーリングで訪ねたこともある「美し森」を登山口とする、真教寺尾根ルートを選択。
(→旧HP「2010年信州ツーリング」)
早朝、京都を車で出発し、7時50分ごろ、美し森の駐車場に到着。
土曜の朝だが、駐車場はガラ空き状態。
8時、赤岳山頂を目指し、真教寺尾根へと進んでいく
登山口からしばらくは、なだらかな登りなので、体を慣らすのにいい感じ。
10時10分、扇山通過
11時10分、立ち枯れ帯通過
11時40分、岩場前に到着。
この辺りで、ようやく他の登山者と出会うことが増えてきた。
ここまでほぼノーストップで登ってきたので、ここで小休憩。
(樹林帯は虫が多く、立ち止まると、たかってきて、アームカバーの上からでも痛い、という事情もあった)
小休憩後、岩場・鎖場へ向かう。
写真で見るより高度感はあった。
ただ手がかりも足場もしっかりとあるので、鎖に頼る必要はなかった。
こちらは八ヶ岳キレットでしょうか
真教寺尾根ルートは、いくらかアップダウンはありながら、なだらかな尾根歩きが続くが、
終盤は、岩場・鎖場が続き、一気に高度を稼ぐ
ここまでで体力的にきつくなっていると、この岩場はかなり厳しく感じられるだろう。
逆に体力的に余裕があれば、ほどよい緊張感で、登山終盤にのぞむことができ、いいルートに感じられる。
12時30分、岩場を上がり、赤岳山頂へと続く稜線に出る
ここは、キレット方面との分岐にもなっている
キレットを越えてきた方たちもいらっしゃり、登山道は少しにぎやかに。
ハシゴを上ると、山頂まであとわずか
12時40分、赤岳山頂到着。美し森登山口から4時間40分(標準コースタイムは6時間程度)
残念ながらガスに覆われ眺望なし。
真教寺尾根は静かな登山ルートだったが、
お昼時ということもあり、赤岳山頂は、けっこうにぎわっていた。
自分もここで、寄ってくる虫を追い払いながら、昼食。
30分ほど頂上にとどまったあと、この日の宿、赤岳天望荘へ向かう
足をとられないよう、下っていくと、お花畑が現れた
このあと、赤岳天望荘に入り、宿泊手続き。
モンベル会員は宿泊代500円割引となることを知って、会員カードをもっていっていたのだが、
手続きの際は、すっかりそのことを忘れて一般料金にて手続き完了(^^;)
寝場所を確認して、荷物を整理した後、カメラを持って、地蔵尾根方面へ
こちらは景色が一転して赤茶けた世界
このころ上空は青空が広がっている一方、周辺はあちこちに入道雲
雷の音も聞こえ始めた
周辺では激しいにわか雨も降ったようだが、赤岳頂上周辺は降水なし
このあと、ガスが広がり、残念ながら夕焼けは楽しめず。
宿にもどって、お風呂へ。
赤岳展望荘には、数名入れる五右衛門風呂があり、汗を流すことができる。
夏の八ヶ岳は暑く、Tシャツ1枚になっても、汗びっしょりとなったので、これは助かる。
夕食後、少し談話室でのんびりした後、就寝。。。
以下、2日目、横岳ピストンから県界尾根下山編へ続きます。。。