7月1日(日)~2日(月)、唐松岳~五竜岳登山報告の初日編です。

1日5時ごろ、京都を車で出発、中央道経由で、9時ごろゴンドラリフト「アダム」乗り場に到着。
乗り場の駐車場(有料)は満車だったため、八方第3駐車場(無料)に駐車。
八方第3駐車場は広い敷地に駐車中の車は数台のみ。

登山準備して、数分歩いて、ゴンドラ乗り場へ。
ゴンドラ乗り場は混雑なく、待ち時間なし。

リフトを乗り継いで、10時前に八方池山荘前に到着。ここから登山開始。
八方池まではハイカーさんが多く、その中に登山者がちらほら混ざる、といった感じ。

10時45分、八方池到着。残念ながらガスってる。
ぐるっと池を回りって、腰をおろし、昼食タイム。
ガスがとれるのを待ちながらのんびり過ごす。

せいぜい下の写真程度で、ガスはすっきりとれることはなかった。

11時15分ごろ、八方池を出発し、唐松岳山頂へ向かう。
八方池までは賑やかだったが、ここからは、人影まばら。

40分ほど登ったところで雪渓が現れた。ここでゲイター装着。
アイゼンはどうしようかなと迷っていると、
下山者が降りてこられたので、「ここからは雪渓が続くのですか」を尋ねる。
「いえ、途切れ途切れです」とのことだったので、アイゼンは装着せず、雪渓へ進んでいく。

最初の雪渓区間は、わずかでまたすぐ夏道となった。
その後も2度ほど雪渓区間が現れるが、アイゼンは装着することなく、慎重に通過。

12時25分、丸山到着。

ちょうどそのとき、他の登山者が、ライチョウがいるよとざわついていたので、
そちらに目を向けると、ライチョウ親子。
このときの山行で唯一出会ったライチョウでした。

休憩はとらず、水分補給のみで、先へ進む。

13時30分、唐松岳頂上山荘到着。八方池山荘からは3時間30分程度。

唐松岳頂上山荘にて宿泊手続き。

次の日の行動を尋ねられて、「五竜岳に登ってからもどって、八方池山荘へ降ります」と伝えると、
「アイゼンはありますか?ピッケルは?」と問われ、
「アイゼンは10本爪。ピッケルなし」と答え、
「ネット情報では、五竜山荘から五竜岳山頂までは、アイゼン不要とありましたよ」
と伝えるも、
「五竜からの下山時に怖い思いをした、との登山者情報があり、下山時に足を滑らせると、ピッケルがないと停まりませんよ」
とさらに警告を受ける。
「まぁ行けるところまで行って、下山時やばそうなら、そこで引き返します」
と伝え、その場でのやり取りを終える。

唐松岳頂上山荘のオーナーは慎重な方で、次の日、五竜へ行くといった登山者には、
同じようなやりとりをしていたもよう。
※確かに、白岳から遠見尾根を下山する際は、アイゼンはあったほうがよさそうな感じだが、五竜山荘から五竜岳山頂は完全に夏道でした。。。

小休憩後、唐松岳頂上へ向かい。14時35分、頂上到着。

不帰嶮下の唐松沢の雪渓を見下ろす

不帰嶮方面

唐松岳頂上山荘方面

山頂のトンボ

晴れていれば剱・立山も綺麗に見えるはずだが、ガスで見えず。
近くにある五竜岳も、山頂にいる間は、ガスのため、すっきりと姿を現すことはなかった。

自分と同じように、景色を眺めながら、山頂に長く留まっている登山者がもう一人。
その方も自分と同じように京都からとのことだった。

30分ほど頂上にとどまったが、まだガスもとれそうもなく、日差しも強かったので、
頂上からの眺望はあきらめて山荘にもどって、横になる。

夕食は5時からで、日曜日ということもあり、宿泊客は10名ちょっとと少な目。
夕食をおいしくいただいたあと、夕景を撮りに、カメラをもって、山荘背後の眺めの良いところへ上がる。

唐松岳山頂に夕日が沈む

このころ、ガスがとれ、五竜岳もはっきりとその姿を現した

白馬岳方面もよく見える

剣岳・立山方面も見える

剣岳アップ

白馬岳上空が焼けて赤く染まる

頂上山荘と五竜岳

不帰嶮

頂上山荘の窓に夕焼けが映る

素敵な夕景を楽しめた。

日没後、宿に戻って、ビールを飲んで、就寝。。。したかったが、隣のいびきがすごい。
しかも途切れることなく、続く。。。
しかたなく、少しでもいびきの音から遠ざかろうと、頭の向きを反対方向に換える。
これでようやく、騒音はやわらいで、眠りにつくことができた。
これからは耳栓必須か?
でも耳栓して寝る習慣がないと、それはそれで寝つきが悪くなるような気もするし。。。
となるとまずは自宅で耳栓して寝る訓練からか。。。(^^;)

後編(二日目、五竜岳登山編)へ続きます。。。

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