7月1日(日)~2日(月)、唐松岳~五竜岳登山報告の二日目、五竜岳登頂編です。
朝の景色を眺めた後、ゆっくりと朝食をいただく。
朝食後、荷物を整理して、出発の準備。
隣で、見たことがない大きなザックをもった西洋からと思われる方も準備中。
片言の英語で話しかけてみた。
聞き取りにくい英語だなと思っていたら、オーストラリアからとのことだった。
こちらが聞き取りずらそうにしていても決してゆっくりとはしゃべってくれないので、あまり聞き取れなかったが、前日は扇沢から鹿島槍ヶ岳経由で、唐松岳までやってきたもよう。
この日は、不帰嶮を超えて白馬岳へ向かうようだった。
グッドラックと声をかけ、握手を交わす。
6時50分、唐松岳頂上山荘を出て、五竜岳へ向かうと、すぐに岩場となる。
先に出発していた、女性登山者(前日もこの日の朝も唐松岳山頂で同時間帯に景色を眺めていた方)が、岩場を下降中だったので、降りるのをしばらく待つ。
続いて自分も下降。その方、下降したところで留まっており、今回はここまでで引き返すとのことだった。
そのとき、「ここが核心部ですかね」と尋ねられ、
「そうかもしれませんね、この先はなだらかに見えますからね」と答えたのだが、
実際には、その後もしばらくは、唐松岳側から見えないところに、まだいくつか岩場があった。
このことをお伝えしたいが、もう1ヵ月半も経ってしまったので、このブログをどこかで見かけて、あぁそうだったのかと伝わることはないでしょうね。。。(^^;)
鎖場を降りたところから、振り返って見上げる。
写真で見るとけっこうな岩場に見えるが、実際の感触では、それほどの高度感はなかった。
唐松岳から五竜岳に向かうルートでは、稜線を歩きながら長い間ずっと右手に剣岳がよく見えるのがよいところ
唐松方面から岩稜帯を抜け、大きく下っていくと、しばらくはなだらかな稜線歩き
徐々に登りとなる。なだらかに見えるが、微妙に負担がたまっていく。
通常なら、2日目朝は快調なはずなのだが、やや寝不足(隣のいびきのため)気味なのがつらいところ。。。
8時30分ごろ五竜山荘に到着
ここで10分ほどの小休憩。水分及び栄養補給。
休憩後、五竜岳山頂に向かう
しばらく行って振り返る。
写真で見るとけっこうタイトできつそうに見えるが、こちらも実感としてはそれほど険しくはない
平日、月曜の朝ということもあり、頂上は自分だけ。
20分ほどのんびりと過ごす。
ちょっと目を離して、次に目をやると、鹿島槍ヶ岳の頂上をガスが覆おうととしていた。
五竜岳山頂からの展望を十分味わったあと、朝出発した唐松岳頂上山荘へと引き返す。
以下、唐松岳~五竜岳登山報告(二日目、五竜岳からの復路編)へ続きます。。。