7月16日(月/休)~7月17日(火)、北アルプスの薬師岳登山報告2日目その1。
今回は、薬師岳山荘~薬師岳~北薬師岳往復編になります。

朝まだ暗い中、目覚めて、朝食前に朝の景色を眺めに外へ。
ガスでほとんど眺望がない。
その中を、薬師岳山頂へ向かって登っていく方がちらほら。
自分はあきらめて小屋に戻る。

その後、ゆっくりと朝食をとって、準備して薬師岳山頂へ。
小屋の方からは、山頂往復なら、不要な荷物を小屋においていかれてはと進められたが、感謝しながらも「トレーニングにもなりますので」とお答えし、ザックを背負って出る。

この頃にはガスがとれ、朝食前は見えなかった槍ヶ岳まで見通せるようになっていた。

槍ヶ岳から穂高へいたる稜線がきれいに見える
(槍ヶ岳から南岳、南岳から北穂高と分割してしか歩いていないので、今年はつないで歩きたいと思いながらまだ行けていない。。。)

薬師岳小屋からはしばらくけっこうな急登、しかもざれているので、すべらないように慎重に登っていく

6時40分、薬師岳山頂到着。山荘出発から40分ほど

しばらくザックを降ろし、360度の展望を楽しむ
20分ほど山頂で過ごし、7時、もう少し足を伸ばそうと北薬師岳山頂に向かう

折立から薬師岳ルートは、ほぼ岩場のない登山道だが、薬師岳-北薬師岳間には、ちょっとした岩場がある。

岩場を超えて振り返る
こちらから見る薬師岳と金作谷カールも美しい
北側斜面となるので、雪もまだ多く残っている

先へ進むと、登山道にライチョウが。
驚かせないように手前で待機。
ザックを降ろして、一眼カメラを取り出そうとする。
あれっ?ない!?
。。。。。。。

そういえば薬師岳山頂で、カメラをザックの近くにおいて軽食を取ったりしていたので、そのままにして出発してしまったのだろう。。。
すぐ取りにもどろうかとも思ったのだが、北薬師岳山頂に行ってからでも、それほど時間的に変わらないだろうということで、
とりあえず、ポケットに入れてあるコンパクトカメラでライチョウを撮る。
その間、親鳥はこちらに気づいたようで、数羽のヒナを誘導して、登山道から下がっていった。

ライチョウが登山道をゆずってくれたので、写真を撮り終えて、北薬師岳山頂へ進む
7時45分、北薬師岳山頂到着

薬師岳から北薬師岳へ向かう登山者はほとんどいなかったので、山頂には自分ひとり

槍ヶ岳

剱岳

一眼カメラのことが気になっているので、北薬師岳山頂では長居せず、すぐに折り返す

急ぎながらも、帰りも、薬師岳と金作谷カール、そのずっと奥に見える槍穂連峰の景色を前に足を止める

岩場をすぎて振り返る

で、薬師岳山頂にもどって、カメラを探す
が、山頂にある祠の前、置いたはずのカメラがない!!
周囲も探すも、見あたらない!

写真好きなら、自分のカメラを持ってきているだろうし、
写真好きでなければ、重くかさばる一眼を持ち運ぼうとは思わないはず。。。
などと考えながら、探すが見つからない

親切な方が、山荘に届けてくれているのではと期待して、薬師岳山荘に電話をかけてみる
が、「忘れ物のカメラの届けはありません」とのこと。。。

10分ほど探すが、ないものは仕方ないので、もしかしたら今、下山中の方がもって下りてくれているのかもと淡い期待を抱きながら、下山することに。

一眼の行方を気にしながらも、コンデジで撮る

振り返って撮る

眼下に薬師岳山荘。その先に小さく太郎平小屋も見える

薬師岳山荘まで下り終えて、振り返る

9時10分、薬師岳山荘にもどってきて、カメラのことをたずねる
が、その後もカメラの届けはなかったとのこと
ただ山荘の方が、すごく気づかってくださったこと、この場であらためてお礼申し上げます

なお、登山後も富山県の忘れ物HPをのぞいているが、一眼カメラの届けはないもよう。。。
(なので、今回の山行での写真はすべてコンパクトカメラで撮ったものになります)

以下、2日目その2、薬師山荘から折立下山編へ続きます。。。

▼前編はこちら

7月薬師岳登山報告(前編:1日目)

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