10月8~9日、奥穂-ジャンダルム-西穂縦走報告その4
2日目天狗のコル~間ノ岳編
天狗のコルでの小休憩後、まずは鎖のかかるほぼ垂直な岩を登り、そこから天狗の頭へ向かう
途中、先ほど下ってきた、畳岩尾根から天狗のコルへの下りを振り返る
信州側を見下ろすと、岳沢の紅葉が広がっています。
写真ではそれほど鮮やかには見えませんが、肉眼では本当に素晴らしい紅葉でした。
先ほど見えた方が、まだ休憩されていました。
自分よりも年配の方で、今回が5回目の西穂-奥穂縦走とのこと。
ご家族にはこの西穂-奥穂ルートだけはもう止めるよう言われていて、今回が最後になるだろうとおっしゃってられました。
この方が、この日ジャンダルム-西穂間ですれ違った二人目でした。
ここに来るまでに、単独行の若い女性の方とすれ違っています。
天狗ノ頭にて10分ほど休憩後、続いて、間ノ岳へと進んでいきます
逆層スラブへの下降地点に到着。
ただ上からは先が見えず、ちょっと不安に感じたところ。
矢印がなければ、こちらが正しいと判断するのはかなり困難。
慎重に逆層スラブを下っていきます。
ここだけは、手がかり、足がかりが少ないため、鎖に頼らざるをえませんでした。
逆に言うと、この逆層スラブ以外はある程度岩場慣れしていれば、鎖場でも鎖を使わず登下降可能といえます。
ここに鎖がなければ、西穂-奥穂ルートは、ロープ等を使った登攀技術が必須になるでしょうね。
さらに、少し進んだところから、逆層スラブを振り返る
ちょうど下降中の若者が見えます
離れて見ると、よくあんなところを下ってきたなーという感じです。。。
間ノ岳にも、西穂高からの登山者がおられました。
この日には帰らなくてはいけないので、ここまでで西穂高へ引き返し、ロープウェイで降りるとのことでした。
以下、奥穂-ジャンダルム-西穂縦走報告その5(2日目間ノ岳~西穂高編)へ続きます。。。