9月15日(火)~16日(水)、1泊2日で、奥穂高-西穂高縦走へ。
一昨年、奥穂高-西穂高縦走を行い(→レポート)、昨年のうちに西穂高-奥穂高縦走をやりたかったのだが、
7月ごろから左肩痛が発生し8月ひどくなり秋以降まで長引いたため、昨年は岩稜登山は避けることになった。
今年は大きめの地震もあって、落石等により西穂高-奥穂高間ルートの様相が以前と異なっているという情報もあり、
もう一度、奥穂高側から、西穂高への縦走を行いルートの復習をしておくことに。
(奥-西は一泊二日で可能だが、西-奥は二泊三日の行程となるという事情もあり)
9月15日3時に起床し、京都を出発。
4時までに京都南インターに入る。
高速は順調だったが、高山から平湯までの間で、地震の影響かところどころ一車線の通行規制があり交互通行。
8時前にあかんだな駐車場に到着。
7時50分のバスが出たところだが、30分後のバスにちょうど良い感じだろうと、出発準備。
で、バス停に着いたら、なんとバスは1時間間隔。。。
コロナの影響で上高地を訪ねる方が減り、本数が減らされていた。調査不足。。。
どうしようもないので、横になって、のんびり過ごす。
8時50分のバスに乗り、河童橋には9時40分の到着。
下の写真にあるように、ひっそりとしている。
(ところが翌週の4連休ではどっと人が動いて賑わいをとりもどしたらしい)
奥穂高へは、涸沢ではなく、岳沢経由のルートで向かう。
バス待ちでしばらく休憩できたためか、体は軽い。
岳沢小屋で小休憩。岳沢も登山者は少なく静かな朝。
10分ほどの休憩後、重太郎新道へと進んで行く。
小休憩していると、一瞬ガスがきれそうになった。
が、またその後すぐガスに包まれた。
16時40分、白出のコルへ降りるハシゴ場での渋滞はなく、穂高岳山荘到着。
2年前は河童橋から6時間で来れたが、今回は7時間かかってしまった。
今年は登山回数が少なかったこともあり、やや体がなまり気味かな。。。
標準コースタイムだと9時間程度なので、まぁ悪くないペースではある。
山荘では入り口前にアルコールや記入用紙が置かれていた。
そこで記入後、山荘内に入り宿泊手続き。
穂高岳山荘の受付の方は、しっかり相手の目を見て説明をされ、好感が持てる。
穂高岳山荘のコロナ対策の特徴は、上布団、敷布団を覆う使い捨てシーツが用意されていること。
ただこのシーツをうまく使いこなすのが難しい。。。
とにかく顔付近と布団が直接ふれないようにすればすればよいだろうと割り切って使った。
また寝床はしっかりと板の仕切りが施されていた。
(例年より宿泊者数は減らさざるをえない一方、コロナ対策の支出は増えることになり、
営業的には厳しい一年となってしまったことでしょう。。。)
夕食後、カメラを持って夕景を撮る。
この時間帯はガスがとれ、素敵なアーベントロートを楽しめた。
日が沈む頃、気温は下がり、フリースと上着なしでは耐えられない寒さ。
山荘内でもストーブが焚かれ、冷えた手を温めた。
いつもならビールを飲んでから寝るところだが、
まだ寒さ慣れしていない体で、冷たいものを飲むと体を冷やすと翌日の行動にひびきそうで、
この日はビールはなしで、歯を磨いて早めの就寝。
以下、2日目に続く。。。