7月16日(月/休)~7月17日(火)、北アルプスの薬師岳へ。
3連休ということで混雑が予想されるため1日ずらして、3連休の最終日に出発することにしました。
7月16日4時ごろ京都を車で出発。
名神から北陸道、有峰林道を経て、8時30分ごろ、折立の駐車場に到着。
当日朝や、前日午後以降に下山された方がけっこういたようで、登山口最寄の駐車場に10台ほどの空きができており、すんなり停めることができました。
準備して、9時ごろ登山開始。
このころ猛暑日が続いており、動き出すとすぐに汗をかきはじめる。
樹林帯の中を歩く分にはまだましだが、高度を上げ、樹林帯を抜けると、太陽の強い光を浴び続けることとなる。
薬師岳を左手にのぞみながらの稜線歩き。
ときどき足を止め写真を撮る。
長い登りが続く。
急登ではないが、暑い中での単調な登りはけっこう辛かった。
12時40分、太郎平小屋到着。
ここでしばらく休憩(昼食&給水)
コバイケソウがいい感じ
13時すぎ、太郎平小屋出発。
しばらく下って、沢沿いを登り返す。
冷たい沢の水を手ですくって飲むと実にうまい。
暑い分、いっそうおいしく感じた。
何箇所か、まだ雪が残っていた。
これがまたありがたい。
雪をまるめてまず首筋を冷やし、その後溶けるまで握り締める。
この残雪のおかげで暑さを和らげることができた。
(このくらい暑さが予想されるときは、雪をペットボトルにつめて持ち運んでもよいかも。。。)
14時ごろ、薬師平ケルンに到着。
頂上が、近くに見えてくる。
が、この先が、そこそこの急登。
右手に美しいカールと薬師岳を眺めながら登っていく。
14時45分、薬師岳山荘到着。
小屋にて宿泊手続き(前日に予約済み)。
薬師岳山荘はこじんまりとした小屋で、2010年に建て替えられたようで、まだ新しくきれいな山小屋。
この日の宿泊は10数名程度(この日は余裕だったが、前日までは大にぎわいだった模様)。
手続き後、荷物を整理し、割り当てられた寝床で、横になる。
時間的には薬師岳山頂往復も可能だが、暑さでバテ気味で、翌日も余裕のある日程ということもあり、この日は小屋でのんびり過ごすことにした。
17時に夕食。おいしくいただく。
夕食後、夕景を眺めに外へ出る。
遠くに巨大な入道雲が見え、美しい夕焼けが広がった。
カールの美しさも相まって、素敵な時間を過ごす。
日が沈んだ後、山荘に戻り、食堂でビール。
食堂は賑やかだったが、どうも一般の宿泊者は自分だけで、
宿の主人や従業員の皆さんが、三連休の忙しさを終えて、団欒中だったもよう。
自分も少しお酒を分けていただき、これもおいしくいただいた。
こじんまりとした山小屋に、それほど宿泊者が多くないときに訪ねたがゆえの「特典」でしょうか(^^)
ビールとお酒を美味しくいただいたあと、就寝。
今回は、唐松岳頂上山荘のときとは違って、間断ないいびきに悩まされることなく、布団にはいるやいなや熟睡。
しっかりと疲れを癒す眠りにつくことができた。
以下、2日目編に続く。。。